toggle

資格がwebデザイナーのスキルを公に証明する

かつてのwebデザイナーの世界は、これと言った判断材料となる指標が正式には存在せず、その技能を推し量るには、過去の実績を見る以外に方法はありませんでした。

市販品のHTMLエディタ、ホームページ作成ソフトと、フリー素材のテンプレートを読み込ませてから、いくつかのカスタマイズを施してwebサイトの完成とすることも不可能ではありませんが、昨今では、既見感のあるデザインでは通用せず、より個性的で高度なデザインが好まれる傾向にあるのと同時に、スマートフォンやタブレットの爆発的な普及から、パソコンだけではなく、さまざまなプラットフォームに対応したレイアウトの提供も必須となりました。
そのような背景から、単にツールを使いこなせるだけでは通用せず、まったくの白紙の状態から、HTMLやCSSのコードを書けるような、確かなスキルと、センスが求められる時代となっています。

そんな中で、2007年から、「職業能力開発促進法施行令の一部を改正する法令」に基づき、技能検定制度の充実を図る目的の一環として、「厚生労働大臣指定試験機関 特定非営利活動法人 インターネットスキル認定普及協会」による、ウェブデザイン技能検定が制定されました。
その後も数年毎に試験内容の改訂が行われ、常に新たなテクノロジーやプロトコルにも対応し、現場で即戦力となる人材の育成に、また、webデザイナーの実力を量るひとつの指針として、大きな貢献を果たしています。

3級から1級までの資格があり、試験合格者は、正式な国家資格を持つウェブデザイン技能士として、高いスキルを所持していることが証明されます。
試験は、学科試験と実技試験に分かれており、学科試験では、HTMLやCSSの基礎はもちろんのこと、インターネットで広く普及しているプロトコルの知識や、webサーバーの運用にも及びます。

実技試験では、与えられたテーマに沿ったwebデザインの作成や、ハイパーテキストに誤りがあるものを正しいコードに修正して保存したり、文書や画像を差し替えることによってレイアウトが崩れたデザインを補正するなど、より現場の実務に則した実技が行われます。
ウェブデザイン技能検定の有資格者であれば、webデザイナーとしての確かな知識とスキルを持っていることが公に証明されているのに加えて、過去の実績と、センスが備わっているならば、結果が出るHPとデザインの作成が、大いに期待できます。